オリ西野、「小兵」が自分の武器

トレーニングするオリックス・西野真弘=ほっともっとフィールド神戸(撮影・北村雅宏)
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 オリックスの西野真弘内野手(25)が19日、神戸市の青濤館で自主トレを公開した。

 公称167センチ、68キロの小兵。チームメートの駿太からは「身長伸びましたか?」といじられるキャラ。「もう伸びないよ」と苦笑いする西野だが、自身はこの身長こそが武器だと考えている。

 「投手の人に聞くと投げづらいらしいです。わざと小さく構える?大きく見せようと思って構えてますよ(笑)。勝手に嫌だと思ってくれたらラッキーですから。出塁できれば、少しでもチャンスは広がると思うんで」

 昨季は右手骨折のストレスからか、体重が5キロも増えた時期があったという。

 「重たかったです。顔もパンパンでしたから。全然、体が動かなかった(笑)」

 長いリハビリを終え、現在は違和感なくバットを振り、ボールを投げられるようになったという。体重も元に戻した。

 「骨折した理由は分からないですけど、空振りしたときに折れたので疲れていたのかなとは思います。疲労をためないように心掛けたいですね」

 小柄ながら3本塁打を記録するなどツボにはまれば一発もある。ミートのうまさが一番の武器。体を万全にして、プロ2年目こそ、この小さな体でフルシーズン、暴れまくる。

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