巨人・堤GM、“島人の宝”の発見

 巨人・堤辰佳GM(50)が9日、沖縄県読谷村で行われた沖縄県高野連主催の「野球部対抗競技大会」を視察した。約5時間にわたり、約60校の球児の動きをチェック。「ひと通り見て、来年、再来年、伸びたら面白いなと思った選手が何人かいました」と“島人の宝”の発見を、満足げに振り返った。

 「野球部-」は、同県の高校野球のレベルアップと、選手の基礎体力増強を図る独自の試みとして1973年から始まり、今年で44回目。遠投や100メートル走、塁間走など8種目で個人とチームの順位を競う。昨年、大会の存在を知り「キャンプでも来ているし、沖縄の野球を知りたい」と視察に踏み切った。

 巨人では宮国も糸満高時代に大会に参加し、120メートル超の遠投を見せ、周囲を驚かせたという。「頭に入れておけば、(目に留まった選手が)ドラフトの対象となった時に(判断する)材料になる」と堤GM。球児の“運動会”が、将来のドラフト戦略の新たな一端となる。

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