東洋大・原 ドラ1対決制し涙の1部復帰

 「東都大学野球・入れ替え戦、東洋大10-1駒大」(10日、神宮)

 東洋大(2部1位)が、駒大(1部6位)に大勝して2勝1敗とし、2012年秋以来7季ぶりの1部復帰を決めた。駒大はDeNAドラフト1位指名の今永昇太投手(4年・北筑)、東洋大はヤクルト1位の原樹理投手(4年・東洋大姫路)が1回戦に続いて先発し、東洋大が今永から9点を奪いKO。3連投の原は4安打1失点で完投した。

 涙があふれ出た。1失点完投で東洋大を1部復帰に導いた原は、帽子で涙顔を隠した。入れ替え戦3試合では計21回2/3を投げ2勝。「1部に上げなきゃいけないという思いが一番だった。肩の荷が下りた気がしました」と表情を緩めた。

 今秋は11試合に登板し6勝。入れ替え戦でもフル回転した。1回戦で完投し、雨天中止を挟み、前夜は救援で4回2/3を投げた。疲れもピークだったが、連投を志願。「先発しなかったら、何のためにやってきたんだろうと思い、その気持ちを伝えました」。気持ちのこもった投球を見せた。打線も応え、DeNAドラフト1位の今永から9点を奪った。

 7季ぶりの1部復帰を決めた高橋昭雄監督(67)は、「3年間は長かった」としみじみと語った。

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