駒大・今永3安打完封!ドラ1対決制す

 「東都大学野球・リーグ入れ替え戦、駒大1-0東洋大」(7日、神宮)

 駒大(1部6位)が先勝し、1部残留に王手をかけた。DeNAにドラフト1位指名された今永昇太投手(4年・北筑)が3安打完封の快投。ヤクルト1位指名の東洋大(2部1位)・原樹理投手(4年・東洋大姫路)との息詰まる投手戦を制した。

 絶対に負けられない舞台で実現した“ドラ1対決”で、今永が本領を発揮した。150球の熱投で1点差を守り抜く完封。「気持ちを含めて一から強化してきた結果」と、表情を緩めず振り返った。

 140キロ台前半の直球を軸に、制球もよく12三振を奪った。入れ替え戦が決まってから、連日150球超の投げ込みで肩のスタミナを強化。3月に左肩を痛め、秋の復帰後も挙げられなかった今年の初勝利を土壇場の大一番でつかんだ。DeNA・武居スカウトは「キレも制球も戻りつつある」とうなずいた。

 不調の中で迎えたドラフトを終えて「切り替わったのはあった」という今永。1部残留で「後輩にいろんなものを残していければ」という大黒柱の使命を果たして、プロの世界に旅立つ。

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