広島新庄・藤本が宣言!チャンスで打つ
「高校野球・開会式リハーサル」(5日、甲子園)
広島新庄の中軸を担う藤本龍輝外野手(3年)が、初戦となる大会第2日第2試合の霞ケ浦戦で、チームを初出場初勝利に導くことを誓った。
広島大会は不完全燃焼だった。20打数7安打で打率・350ながら打点は1。藤本は「絶好調ではないが、状態はよくなっている。県大会は仕事ができなかったので、チャンスで勝負強い打撃をしたい」と力を込めた。
昨春センバツのリベンジにも燃えている。2回戦の桐生第一戦で、延長十五回に代打出場したが一ゴロ。試合も引き分け、再試合となった。「打ち損じて悔いが残った。またここに帰ってくるぞと誓った」。甲子園での悔しさは甲子園で晴らすと強く思った瞬間だ。
霞ケ浦はプロ注目の本格派右腕・綾部翔投手(3年)と、制球力が武器の左腕・安高颯希投手(3年)の2枚看板で勝ち上がってきた。「どちらが投げても自信を持って打席に立ちたい」。歓喜を手繰り寄せる一打を放ってみせる。