清宮に「デカいな」V候補筆頭も感嘆

 「高校野球・開会式リハーサル」(5日、甲子園)

 早実(西東京)のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手が、優勝候補校からも一目置かれる存在感を示した。待機中は各校選手の関心が集中。ドラフト候補2投手を擁する東海大相模(神奈川)からも、体格のよさを感嘆する声が上がった。

 スケールは、やっぱり大会の主役だ。リハーサルでの待機時間、早実の横に並んだのは東海大相模。「いい投手がたくさんいるんだろうな、と思って見ていたんですけど。声をかけられました。『デカいな』って」。清宮が舞台裏を明かした。優勝候補筆頭校も、スーパー1年生には興味津々だった。

 東海大相模には、ドラフト候補投手の小笠原と吉田がいるが、注目度は完勝。小笠原は「隣に清宮がいたので、みんなそっちに行ってましたよ」と、苦笑まじりに証言した。伝え聞いた清宮は「ハハハッ、そんなことないですよ」と照れたが、関東第一や専大松戸の選手からも声をかけられていた。

 リハーサルでは力強く入場行進。優勝旗返還の際には、興味深そうに何度も首を伸ばしてのぞき込んだ。「テレビで見たことのある方が多くて、本当に全国屈指の方がそろっているんだと、あらためて感じた」と、気持ちも高まった。

 リハーサル後は安全面を考慮し、早実のみ待機場所の出入り口にバスを横付けする異例の措置が取られた。午後練習でのフリー打撃では、64スイングで2本の柵越えを披露。「調子はどんどん上がってきている。注目していただいているので、結果で応えたい」。あとはフィーバーに見合う力を証明するだけだ。

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