「ヤクルト６-５中日」（２５日、神宮）

　ヤクルトが３度のビハインドをはね返し、昨年５月１８日以来の６連勝で、３日以来の単独首位に立った。打線は後半戦５試合で４度目の２桁となる１４安打で、この間計７４安打と驚異的な数字。真中監督は「しんどい試合だったけど、しぶとく頑張った」と満足顔だ。

　お立ち台に立ったのは、山田と川端の２人。山田は一回に２試合連発の２２号ソロ、六回は勝ち越し二塁打を放つなど４安打の固め打ち。川端は４号ソロを含む２安打で打率・３３６とし、リーグトップに立った。

　山田と川端のアベック弾は初めて。山田は「しっかり自分のタイミングで打てている」と納得顔で、川端は「明日も山田につなぐ気持ちでもっと勝利に貢献したい」と、次の試合を見据えた。