京大クン2軍…伊東監督「通用しない」

 「ロッテ3-11日本ハム」(1日、QVC)

 プロの厳しさを痛感した。デビュー戦で黒星を喫した4月29日・西武戦から中1日。ロッテドラフト2位・田中(京大)が四回から登板したが、3回4失点、4四球の乱調。試合後、2軍降格を告げられた。

 デビュー戦のVTRのようだった。四回は先頭からの連続四球などで2死満塁のピンチを招き、レアードに押し出し四球。六回は5本の長短打でたたきのめされた。デビュー戦では完全に自分を見失ったが、「今日は緊張はなかったです」と田中。「まだまだやらなきゃいけないことが多いと感じた」と唇をかんだ。

 伊東監督は「厳しいですね。下(2軍)でもう一度やってもらって。今の球では1軍の打者に通用しない」と話した。2軍では再び先発として調整させる方針だ。

 4月、田中の前に背番号31を着けていたOBの渡辺俊介(現在は米独立リーグでプレー)と対面し「抑えるために何が必要なのか、考えて練習していってほしい」とエールを送られた。もうひと回り大きくなって、1軍の舞台に必ず戻ってくる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス