楽天は１８日、ドラフト１位の安楽智大投手（１８）＝済美＝が右足首捻挫で、実戦復帰まで４～６週間と診断されたと発表した。球団によると、１７日のコボスタ宮城での練習でサイドステップを踏んだ際にひねり、仙台市内の病院を受診した。

　安楽は１２日、イースタン・教育リーグのヤクルト戦（戸田）でプロ入り後初の実戦登板。１回を無安打無失点に抑え、２三振を奪っていた。

　大久保監督は「上半身がまだまだ弱いから、上半身を鍛える時期だとプラスに捉えてほしい」と話した。「１００パーセントない状態」と明言した今季の１軍起用については「安楽が詰めれば、あるかもしれない」と若干の軌道修正。けがの功名で想像以上の急成長を見せることに期待していた。