楽天松井裕“本番継投”3人13球締め

 「オープン戦、西武0-3楽天」(17日、西武ド)

 今季初めて見せた“本番継投”の最後を、楽天・松井裕が締めくくった。3点リードの九回に登板。直球は最速148キロをマーク。剛球にスライダーとチェンジアップを織り交ぜ、あっさりと13球で3人を片付けた。

 ミコライオの負傷離脱で巡ってきた守護神の座。初セーブを挙げた14日のヤクルト戦では走者を背負ったが、この日は一転。「ブルペンから調子が良かったし、落ち着いていたのが良かった」と、早くも風格を漂わせた。

 開幕まであと10日。大久保監督は本番を見据えた継投策に出た。六回に福山、七回にクルーズを投入。八回は青山が2死まで投げ、左打者の上本の場面で左腕・金刃へスイッチした。松井裕を含む4人は起用に応え完全リレーを完成させた。

 先週の静岡遠征中に中継ぎ陣を集め、役割を伝えたという指揮官は「きょうの継投が勝ちパターン。自信にしてもらっていい」ときっぱり。試合後のコーチミーティングでは1軍メンバーを現在の37人から約30人に絞り込んだ。調整期間を終え、本番モードに突入する。

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