ヤ・山田 苦手呉昇桓の石直球砕いた

 「練習試合、ヤクルト6-1阪神」(18日、神宮)

 苦手の石直球を打ち砕いた。ヤクルト・山田哲人内野手(22)が阪神の守護神・呉昇桓からダメ押しのソロ。5-1とリードした八回2死で打席に立つと、真ん中高め147キロの石直球をジャストミートし、バックスクリーン左にたたき込んだ。

 昨年は4打数無安打3三振と抑え込まれ、「苦手ですね。外の真っすぐとか遠くに見えて」と話す天敵に見舞った一撃。「甘い球で、シーズン中はなかなか来ないと思いますけど、逃さず打てて良かった。しっかり芯に当たりましたし」と満足そうに振り返った。

 今春キャンプでは右打ちを強化。日本代表の一員として臨んだ11日・欧州代表戦で放った本塁打と同じ中堅へのアーチでその成果を見せつけ、「自分の打ちたいポイントで打てているので、中堅に強い打球が飛んでる」と満足感をにじませた。

 欧州代表戦後はオープン戦と練習試合の4試合で16打数7安打と上昇気流に乗る。ツバメの核弾頭は「いい状態で来ている。結果にこだわって頑張りたい」と、9日後に迫った開幕をにらんだ。

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