ソフトバンク松坂3回2失点寒さに沈む

 「オープン戦、ソフトバンク2-2巨人」(10日、長崎)

 極寒のマウンドはあまりにも過酷だった。2度目の実戦登板に臨んだソフトバンク・松坂大輔投手(34)が寒さに沈んだ。予定の4回より早く3回で降板。「今日は何もない。何もできなかった。やりたいことがあったけど、それはできなかった」。吹き付ける冷たい風に顔をしかめた。

 この日の長崎は試合前練習で雪が舞い、午後1時の気温は2・7度。11年に右肘の手術を受けた松坂は「どうしても体の心配があり、けがをしないようにという意識が強くなってしまった」と渋い表情だ。

 最速142キロ止まり。制球力も欠き、3四球を与えた。さらに3度の盗塁を企画され全て決められ、「そこには僕の悪い癖がある。次の試合までには修正したい」。日本の細かい野球への対応策も講じなければならない。

 次回は17日からのロッテ2戦戦で本拠地初登板の予定。順調ならば、公式戦は開幕2カード目のオリックス戦が濃厚だ。寒波に足踏みを余儀なくされても、開幕までの歩みを止めることはない。

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