巨人・原辰徳監督（５６）が２日、来季も先発陣を中５日で回す考えを示した。ジャイアンツ球場での秋季練習。一塁ベンチに座った指揮官は「編成の部分にもよるけど、基本的には中５日のつもりでいく」と言い切った。

　今季は菅野、杉内、内海、大竹、小山の５人が主にローテを支えた。先発陣の防御率はリーグトップの３・３６。「５人で回す方が先発の人たちに強く責任意識が出てくる」と指揮官。来季も量より質で先発陣を形成する。

　この日が最後の全体練習参加となった杉内と内海に対し「来季も中５日でお願いします」とフル回転を要請。杉内は「中５日はより一層、集中できる」と歓迎し、内海も「今から準備しておきます」と意気に感じていた。