燕のライアン完全復活!Deに0封雪辱

 「ヤクルト2‐1DeNA」(24日、坊っちゃん)

 ライアンが完全復活だ。ヤクルト・小川が自身3連敗中だったDeNA相手に8回を無失点の快投。再び白星先行の6勝目を挙げ「やられっぱなしではいけないので、自分のピッチングが出せて良かった」と胸を張った。

 生命線のストレートに力が戻った。「足を上げて(体の)軸が突っ込まずに、下半身主導で投げられた」。140キロ台のスピードガン表示以上のキレと威力を感じさせる速球に、高津コーチも「抜群だったね」と大絶賛。打者から次々と空振りを奪い、バットに当てられても詰まらせた。

 右手骨折から復帰した7月12日以降は2勝4敗。思うような投球ができず、もがき苦しんでいた。小川監督は「投げる試合は全部勝ってもらわないと。本人にも昨日伝えた」と叱咤(しった)激励。気分転換を図るべく女房役を相川に代え、復活へと導いた。

 昨季の最多勝右腕は周囲の期待を重々、承知している。「最低でも、こういうピッチングを続けたい」。指揮官から注文をつけられなくとも、もう負けるつもりはない。

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