岸がノーヒットノーラン!史上78人目

 「ロッテ0-2西武」(2日、QVC)

 西武の岸孝之投手(29)が2日、千葉市のQVCマリンフィールドで行われたロッテ(6)戦でノーヒットノーランを達成した。昨年6月28日の山井大介(中日)に続く快挙で史上78人目(通算89度目)。パ・リーグでは2012年10月8日の西勇輝(オリックス)以来で27人目(28度目)。西武では96年の渡辺久信以来となった。

 九回2死、荻野貴の打球がフワリと浮いた瞬間。背番号11は両手をポンとたたいて、快挙達成を確信した。脇谷が丁寧にフライをキャッチすると、岸を中心に歓喜の輪が広がった。「まさか、まさかです。まさか、こういう記録が達成できるとは。うれしいです」。岸がロッテ戦で史上78人目(通算89度目)のノーヒットノーラン達成。1四球を与えただけの「準完全試合」だった。

 カモメキラーが躍動した。自身ロッテ戦7連勝中の岸が、序盤から相手打線を手玉に取る。初回、井口に四球こそ与えたが、切れのある速球と得意のカーブを巧みに交えて、アウトを重ねた。新人だった2007年4月の黒星以降、7年間、土つかずと相性抜群のQVCマリンのスコアボードに最後の最後まで「0」を並べた。伊原監督も「これぞエース!」と手放しでたたえた。

 「真っすぐが良かった。七回ぐらいから意識した」と岸。九回にこの日最速の145キロをマーク。好調な直球が最後まで効いた。九回の投球前。ベンチで捕手の炭谷と会話は交わさなかったが、炭谷は「お互いにやってやろうと思っていた」と思いを一つにした117球だった。

 前回4月25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で148球を投げ疲労が残っていた。そんな岸に過去3度、無安打無得点にあと一歩と迫った西口が調整についてアドバイスしていた。「西口さんがあとちょっとでできなかった。申し訳ないですけど」とおどけた。昨オフ、涌井はロッテにFA移籍、石井は引退。ファンや球団の期待を一身に背負う投手陣の柱である岸にとって、“レジェンド”の存在はやはり大きい。

 「ずっと追いかけてきた存在」と話す涌井がチームを去り、必然的にエースは岸‐。周囲の期待は高いが、本人はその表現を受け入れない。涌井を超える結果を残すことが、自らがエースと自負するために絶対に必要な証し。その涌井さえ成し遂げたこともないノーヒットノーランを達成した千葉の夜。真のレオのエースへ、岸が階段を上った。

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