ハム西川初サヨナラ「ハッピーで~す」

 「日本ハム4-3西武」(13日、札幌ド)

 打球が右前へ抜け、二走の陽岱鋼が本塁を駆け抜けると、日本ハム・西川は両拳を突き上げた。同点の九回2死二塁。高橋のフォークに必死に食らいついた。

 プロ4年目で初のサヨナラ安打。お立ち台では「振れば何か起こると思って打席に入りました」と言った後「ハッピーで~す」と、ともに上がった陽岱鋼とともに大声を上げた。汚名返上に燃えていた。それまで4打数無安打。1点を追う五回1死三塁では見逃し三振。「自分に腹が立っていた」。5打席目でやっと結果を残し安ど感をにじませた。

 9日から3試合連続3番を務めたが、12日から再び2番の定位置に戻るとチームも連勝、貯金1に。一時は5連敗を喫したチームが息を吹き返してきた。

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