ロッテ開幕3連敗もドラ1石川が粘投

 「ソフトバンク3‐2ロッテ」(30日、ヤフオク)

 2002年以来、12年ぶりの開幕3連敗を喫したロッテにとって、一筋の光明だった。プロ初先発のドラフト1位・石川(東京ガス)が、強力ソフトバンク打線を相手に、六回途中まで2失点と好投した。

 「変化球でストライクが取れていた。これを続けていけばいいかなと思う」。25歳のルーキーは淡々と振り返った。開幕から成瀬、唐川と投手陣の柱が崩れたが、マスクをかぶったドラフト2位・吉田(立正大)との新人バッテリーがゲームメーク。伊東監督は「キレもあったし、攻めるところは攻めていた」とうなずいた。

 球威が落ちた六回、100球で交代。指揮官は「強いて言えば、あの回だけ投げてほしかった」と注文を付けたが、内容は及第点。文字通りの即戦力として期待できそうだ。

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