ロッテ2位吉田、大谷に続き藤浪撃ちだ

 ロッテのドラフト2位・吉田裕太捕手(22)=立正大=が28日、高知市営球場で休日返上で練習し、1日の練習試合・阪神戦(安芸)での“藤浪撃ち”を誓った。22日のオープン戦・日本ハム戦では大谷からソロ本塁打を放っており、若手スター右腕のダブル撃ちでアピールにつなげる。

 「背が高くて、真っすぐが速い。藤浪投手からも?打てたらいいですね」。19歳右腕の印象を語り、吉田は意気込んだ。課題だった打撃は、実戦を積むごとにタイミングをつかみ、対外試合で2アーチと評価を高めている。大谷に続く“大物食い”を果たせば、開幕マスクも近づいてくる。

 阪神といえば、同学年の新人捕手・梅野の存在も刺激となる。ともに大学2年時に日本代表に名を連ねたが、4年時には梅野がジャパン入りした一方で吉田はメンバーから漏れ、明暗を分けた。「梅ちゃんの方がスゴイです」と謙遜しながらも、「負けたくはない」とキッパリ。存在感を示す舞台は整った。

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