中日・森野、史上最遅18年目のGG賞

 守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が6日発表され、阪神の大和外野手(27)ら6人が初受賞した。オリックスからは金子千尋投手(30)、糸井嘉男外野手(33)ら12球団最多となる4人。広島の菊池涼介二塁手(24)が237票で両リーグ最多得票。中日の森野将彦一塁手(36)は18年目で初の受賞で、セ、パ両リーグを通じ最も遅い初受賞となった。

 プロ18年目で初のゴールデングラブ賞受賞となった森野は、「一塁で一年通してやったのは初めて。評価されて良かった」と喜んだ。18年目での初受賞は91年のヤクルト・角富士夫の17年目を超え、最も遅い記録となった。一方で、本職の三塁手に強いこだわりがあり、「一塁を突き詰めようとは思っていない」と話した。

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