オーティズ氏が西武国際スカウト就任

 西武は11日、国内4球団でプレーし、今年6月に西武を退団した元内野手のホセ・オーティズ氏(36)と、外国人選手のスカウト業務を担う編成部国際業務担当として契約したと発表した。鈴木球団本部長は「外国人選手の調査を強化したい」と狙いを説明した。

 米メジャーのロッキーズから2002年に日本球界に移籍したオーティズは、オリックス、ロッテ、ソフトバンク、西武と渡り歩き、通算135本塁打をマーク。豊富な経験に加え陽気な性格で周囲にとけ込み、日本に精通していることもあり白羽の矢を立てた。

 現在は母国のドミニカ共和国在住で、鈴木本部長は「現地の選手をよく知っている」と強調。チームは成長途上の若手が多いこともあり、08年以来のリーグV、日本一を目指す上で「外国人の力を借りなければ」との方針を示していた。今後は米国東部や中南米で、新助っ人候補の調査に携わってもらう方針だ。

 本腰を入れて強化を図る西武は、渡辺前監督がシニアディレクター(SD)に就任し、年明けにはメジャーのスプリングトレーニング(春季キャンプ)を視察予定。かつての指揮官、米中西部を調査するホッジス国際業務担当らとのネットワークで、オーティズ氏が第二の“オズ”を発掘する。

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