阪神・村上 今季初星7回1失点 開幕黒星からきっちり修正 後輩の好プレーでノった「良かったのは森下くんの守備」
「広島2-4阪神」(3日、マツダスタジアム)
勝利の瞬間、ホッとしたように控えめな笑みをこぼした。1週間遅れで訪れた阪神・村上頌樹投手にとっての“快幕”。仲間に救われ、今季1勝目を手にした。
「自分が粘っていけば勝利に近づくなと思って投げてました」
後輩のビッグプレーから流れに乗った。1点の援護をもらった初回。1死から中村奨に右前打を許したが、オーバーランを見逃さなかった森下の好返球で一塁タッチアウトに仕留めた。続く小園を遊ゴロに抑えて結果的に3人で終え、ベンチ前で森下とハイタッチ。「体キレてるな」。いたずらっぽく声をかけたが、「初回の守備に助けてもらったのが大きかった」と感謝しきりだった。
二~五回は無安打投球も、悔やんだのは2-0の六回だ。1死から代打・秋山に右前打を許すと、続く大盛に四球を与え一、二塁のピンチ。2死を奪ったが、小園に左前適時打を許した。「丁寧に行こうとしすぎた部分もあって、四球絡みの失点となってしまった」と反省。それでも最少失点に抑え、7回3安打1失点で白星をつかんだ。
2年連続の開幕投手を務めた3月27日・巨人戦(東京ド)は6回3失点も自己ワーストタイ2被弾で黒星。1週間で投球フォームのタイミングを修正してきた。この日も「イニングごとにいろいろ変えながら。しっくりきてる部分と、きてない部分があったので、もっとテンポ良くストライク先行でいければ良かった」と納得はせず。「良かったのは森下くんの守備」と再び後輩をたたえた。
一方、七回先頭の打席で追加点の起点となる左前打を放った場面に触れ「自分が塁に出たんで打点ついたなって(森下に声をかけた)」とご機嫌。虎のエースが“はじめの1勝”からノリに乗る。
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