阪神 春季キャンプ地・具志川野球場の具志川ドーム全照明をLEDに改修 視認性増して練習の質アップ
阪神が春季キャンプを開催している沖縄県うるま市の具志川野球場で、隣接する室内練習場の具志川ドームの全照明を水銀灯からLED照明に改修していることが29日、分かった。
長径72メートル、短径61メートルの楕円(だえん)のドーム形室内練習場。雨天時の練習はもちろん、他のトレーニングなどにも幅広く使用されている。市の担当者の前岡優助氏は「今まではジワッと明かりがつく感じだったが、LEDはパッとつく。視覚的にはかなり明るくなり、喜んでいただけると思う」と胸を張った。場内全ての照明を変更する大がかりな工事。「キャンプのためというより、ドームの機能強化として改善することになった」と説明した。視認性が増し、練習の質が向上することが期待される。工事は12月に終了し、来年2月の具志川キャンプでお披露目となる。
具志川ドーム以外の改革も進む。これまでは練習用ネットなど荷物を外に置いていたが「道具を長くきれいな状態で使ってほしい」と、来年からサブグラウンドの駐車場内に倉庫が建てられる。上底が10メートル、下底が14メートルの台形の巨大倉庫で、球団の荷物や練習器具などを格納できる。球団初のセ・リーグ連覇、そして日本一に向けて、球団とともにキャンプ地も進化を続けていく。
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