阪神・藤川監督「自然体」をナインに訓示 日本S相手は関係なし「どちらも素晴らしいチームですけど」

 藤川監督(左)にあいさつする長坂(中央)と原口
 練習前、円陣で ナインに声を掛ける藤川監督(左から3人目)=撮影・山口登
 練習開始前に円陣を組み、ナインに話しをする藤川監督(中央)=撮影・立川洋一郎
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 阪神・藤川球児監督(45)が日本シリーズに自然体で挑む姿勢を示した。対戦相手がソフトバンクに決定し、一夜が明けた全体練習の冒頭、大きな輪になった選手、首脳陣、スタッフへ約2分間の訓示。「自然体で行こう」と伝えて、リーグ王者同士の頂上決戦に備えた。

 練習後に取材に応じ「気合とかモチベーションはあまり関係ないんですよね。感情という抑揚がついてしまうと良くないので」と“真意”を明かした。

 「相手は関係ないですね。ソフトバンクさんでも、日本ハムさんだったとしても、どちらも素晴らしいチームですけど」とキッパリ。CSファイナルSでスイープした後も、なかなか相手が決まらなかったが抜かりはない。「日本ハムさんとソフトバンクさんの作戦的なところは、(自分の)頭に入ってます」。両にらみで準備は進めており、対策はバッチリの様子だ。

 頂上決戦でも貫くのは自然体。「一生同じです。今は自分がこのチームを預かってるので、常に自分たちがどうするかです」。最高峰の舞台でも、敵軍に隙を見せない藤川野球の神髄を変えるつもりはない。

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