阪神・伊藤将 納得2回1失点 フェニックスLで居残り登板 CSへ「準備はできた。その場面がきたら全力で投げたい」

 先発で2回1失点だった伊藤将(撮影・滋野航太)
 先発で2回1失点だった伊藤将
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 「フェニックス・リーグ、阪神1(降雨コールド)1広島」(11日、天福球場)

 追試を実りあるものにした。みやざきフェニックス・リーグの広島戦(天福)に先発した阪神・伊藤将司投手は、2回1安打1失点。「前回よりもよかった。いい調整ができた」と納得の表情だった。

 前回7日の中日戦(サンマリン)では、3回2失点。藤川監督から居残り指令を受け、中3日で再登板となった。初回は直球を主体に2三振を奪うなど、三者凡退。二回はスクイズで1点を失ったものの、予定の2回を投げきった。監督代行を務めた野村1軍バッテリーコーチは「順調にきてる。そんなに心配していない」と語った。

 左腕は宮崎での調整を終えて帰阪。12日以降は1軍に再合流する見込みだ。15日からのCSファイナルSでは先発、中継ぎと幅広い起用が考えられる。「準備はできた。その場面がきたら全力で投げたい」。与えられたマウンドですべてを出し切る覚悟だ。

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