阪神・村上 CSまで「疲れを取る」フェニックスでは登板なしも 15日の初戦先発

 阪神の村上頌樹投手(27)が5日、甲子園での投手指名練習に参加し、クライマックスシリーズ(CS)まで「疲れを取ること」をテーマに掲げた。

 15日の初戦の先発を任される見込みで、この日はキャッチボールや短ダッシュで調整。6日からのフェニックス・リーグでは登板しない可能性もある。「強度を上げすぎず。しっかり自分の体と相談しながらやりたい」と、登板間隔が空くこの期間でコンディションを整えていく。

 今季は投球イニング数175回1/3で、目標の160回を大幅に超えた。大きな収穫ではあったが、心配なのは疲労。「(疲労を)まだ感じてはいないですけど、絶対出てくると思うので。出る前にしっかり対策して、試合に出ないようにやっていけたら」と念には念を入れる考えだ。

 23年10月18日、広島とのCSファイナルS初戦では6回1失点で白星発進を決めた。昨年10月13日のDeNAとのCSファーストS第2戦では中継ぎとして登板。それらの経験に加え、今季チームの勝ち頭としてのプライドもある。「優勝チームなので、負けられない戦いだと思う。プレッシャーにやられないように、楽しみながらやっていけたら」と力を込めた。

 4日には球団で青柳以来となる投手3冠に輝いた。青柳からも電話で「おめでとう」と祝福され、改めて「本当にうれしい」と笑顔。勝負の日に向けて、万全の状態を作り上げていく。

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