阪神・村上 3冠へあと勝ち星「1」&奪三振「2」 「取れるものは取って終わりたい」10・2最終戦
シーズン最終戦となる10月2日のヤクルト戦(甲子園)に登板予定の阪神・村上頌樹投手(27)が29日、甲子園球場で投手指名練習に参加。同日に投げ合うヤクルト・青柳との投げ合いを制し、最多勝、最多奪三振、最高勝率の同時獲得を誓った。
ここまで13勝を積み上げ、リーグトップのDeNA・東に「1」差と肉薄。東は27日に登録抹消されており登板機会がない。最高勝率はすでに条件となる13勝を達成し、リーグトップの・765と手中に収めている。最多奪三振はリーグトップの高橋宏(中日)の「138」に2差で2位につけている。「取れるものは取って終わりたい」と意欲的だ。
阪神時代に静岡で自主トレをともにした青柳と投げ合う。「自分は3年目。良い姿を見せたい」。青柳も22年に投手3冠に輝いた。「3年続けて一人前」と口酸っぱく言われてきた師匠へ、恩返しの好投を見せたい。
23年に最優秀防御率と最優秀選手(MVP)賞を獲得している。「三つとも取れたらうれしいことですし、全部の(先発)ピッチャーのタイトルを取れることになる」と気合をみなぎらせた。この日は雨天となり、室内でキャッチボールとショートダッシュを行った。現在、自身2連勝中。「CS、日本シリーズにも影響する。良い形で終われるように」。初の投手3冠も見据えて腕を振る。
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