阪神・坂本 自己最多タイ4打点 村上のために燃えた「頌樹が勝つことに意味がある試合だった」
「阪神6-2中日」(26日、甲子園球場)
阪神・坂本はリードだけでなくバットでも、大事な1勝を後押しした。村上の最高勝率と最多奪三振のタイトルがかかる中での一戦。バッテリーとしては「いつも通り」を貫いたが、自身の打席では「(村上)頌樹が勝つことに意味がある試合だったので、そのために」と一段と燃えた。
初回先制し、なおも2死満塁。柳の直球に振り負けず、左中間へ飛ばした。「前川走れ」。その願いも届き、一走・前川も生還。走者一掃の適時二塁打で、さらに3点を村上にプレゼントした。
三回と五回には右腕に打球が直撃。お立ち台では「当たるごとに(球が)良くなった」と話していたが、「本当は当たるごとにボールがしょぼくなっていたので。大丈夫かなと思っていた」が本心だった。だからこそ早めにリードを広げたかった。
三回2死二塁では中前適時打。六回は先頭で左前打と快音を響かせ続けた。今季2度目の猛打賞。1試合4打点は17年9月8日・DeNA戦以来の自己最多タイだった。ただ、本人は「どうでもいいです」ときっぱり。何よりも、右腕をアシストできたことに意味を感じていた。
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