阪神2軍・井坪 1軍経験の修正力!2戦連続3安打 直近5試合打率5割「これからも継続したい」
「ウエスタン、広島1-6阪神」(6日、鶴岡一人記念球場)
1軍を経験した若虎の勢いが止まらない。阪神・井坪が3安打2打点の活躍で打線をけん引した。
まずは1点リードの四回1死二、三塁。先発右腕・杉田のシュートを捉え、左越えの適時二塁打で2者を生還させた。「2球目のファウルの時、体が開きすぎていたことに気づいた。左肩をギリギリまで引くことで良い打ち方ができました」。打席の中での修正が見事に奏功した。
8月19日に初の1軍昇格。同日・中日戦でプロ初先発し、初安打も記録した。同24日に抹消となったが、この経験を無駄にしなかった。「上のピッチャーを見て、フォームを変えてみたりしています」。自分なりに理論立てて修正をしながら打席へ向かうことで、降格後も結果を出している。
七回先頭でも中前打。八回2死も左前打をマークし、これで2試合連続の3安打。直近5戦は18打数9安打、打率・500と大暴れだ。「1本だけで終わらない。2本目、3本目も出ているのでこれからも継続したい」。高卒3年目の20歳に頼もしさが増している。
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