阪神2軍は完封負け 藤田は涌井から2安打 平田2軍監督「久しぶりのスタメンでハツラツとしてる」
「ウエスタン、中日2-0阪神」(28日、バンテリンドーム)
阪神は中日の先発・涌井を攻略できず、そのまま完封負けを喫した。
先発の茨木は5回5安打1失点と粘り強く投げた。椎葉と津田もピンチを招きながらも無失点に抑えた。好リードしたのは22日・広島戦以来のスタメンマスクで、6月27日・中日戦以来のフル出場となった藤田。涌井から2安打を放ち躍動した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-茨木が5回1失点。
「フォアボールは2個かな。要所要所で粘ったし、今日は藤田がいいリード、緩急を使って。コントロールも良かったし、球のキレもね。良かったんで、いいピッチングしたと思うよ」
-好リードした藤田が涌井から2安打。
「うん、2安打ね、打って。今日はやっぱり久しぶりにこうやってスタメンで出ると、ハツラツとしてやってるわね。よく粘り強くね。ピンチもいろいろ椎葉もあったけど、その辺粘り強くほんとリードしてくれてた」
-津田も抑えた。
「そう。今日、この前の自信なさそうな。で、誕生日やろ、昨日。何が誕生日がうれしいんだ言うてね。いいピッチングした人しか、誕生日なんかな、スパゲティもらって喜んでんじゃないよ。そやろ。今日みたいにちょっとやっぱり弱気になってたから、カツを入れたんや。腕を振ってね、やっぱり投げていかないと。ボールが良くなかったらどうしようとか。マウンドを見てたら全部わかるやろ。ちょっと弱気だなとか、もうビビってんなとか。フォームがどうとかそんな問題じゃない。ハート、ハート。マウンドに行ったらハートよな。なんでもハートやろ。そういうことやん。やっぱりメンタルやん。工藤にしても、昨日は早川が1勝挙げたところで、フォアボールばっかり出してたんじゃあかん。そういうところの、もう技術力も含めてだけど、コントロール。何回も言うけど、ピッチャーはそういうボールのコントロールと精神力のコントロールが、もう全然まだまだ未熟。早川が勝ったことで、みんなそれはもうギラギラしないと」
-早川のプロ初勝利はいい刺激になる。
「やっぱりね、こういう刺激。椎葉にしてもな、津田にしても木下にしても、工藤にしても。ここにいるピッチャーはみんなね、くそと思って、自分も勝ちたいって思って、やっぱり練習やこういうゲームに臨んでるやろうけど、やっていかないと。一緒になって喜んでるやつなんかいないでしょ。そういうのが、藤川監督が使ってる狙いもあんねん。こういう若い子たちがギラギラして、負けるもんかという、何くそという。今、何くそ言わないでしょう。何くそでやらないとダメよ、まだまだ」
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