阪神・マルティネス 覚醒の予感!4者連続K 平田2軍監督「キレキレだった」4回0/3を0封 危険球退場で衝撃幕切れ
「ウエスタン、ソフトバンク2-1阪神」(21日、タマホームスタジアム筑後)
衝撃的な幕切れとなったが、力は示した。阪神のアンソニー・マルティネス投手は4回0/3を無安打6奪三振無失点と好投。「三振を6つ取れた。うまくボールを使い分けることができた」と手応え。覚醒の予感を漂わせた。
初回から全力投球。3者連続三振で立ち上がってみせると、二回は先頭の石塚を3球三振とし、4者連続三振をマークした。三回は四球から2死一、二塁を招いたが、笹川を投ゴロに抑えると、力強くほえた。
四回も無安打としたが、迎えた五回。先頭の井上へ3球目に投じた直球がすっぽ抜けて頭部へ直撃。危険球退場が宣告された。「ああいう形になってしまって良い気分ではないです」とうなだれた。ただ、収穫も多い登板だった。平田2軍監督は「キレキレだったね」とたたえた。「次の登板に向けてもいい感触があるよ」と右腕。次回登板へ視線を移した。
関連ニュース





