阪神・ビーズリー 再昇格猛アピール6回0封 わずか60球で格の違い見せつけた「自分自身をしっかり信じて」
「ウエスタン、阪神2-2中日」(13日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
格の違いを見せつけた。降格後初登板の阪神のジェレミー・ビーズリー投手が6回を60球の省エネ投球で1安打無失点に封じた。五回までノーヒットピッチング。唯一喫した安打は六回だった。2死から浜に一、二塁間を破られた。観客の落胆の声も気にせず、最後は尾田を中飛に打ち取ってベンチへと引き揚げた。
「思い通りに投げていけばいいんじゃないかなという意識で、それがいい結果につながっているよ」
約2カ月ぶりの1軍先発となった前回3日のヤクルト戦は、4回6安打2失点と粘れなかった。「完璧を求めすぎていた」と自身にプレッシャーをかけ、三振を狙いすぎていた。この日奪った三振は3つ。「どうやって打ち取っていくかを意識した」と、打たせて取る投球でテンポ良くアウトを積み上げた。
10日間でメンタルと投球意識を改善し“完璧”なアピールに成功した。「自分自身をしっかり信じて投球していければ」。再昇格を目指し、一心不乱に腕を振り続ける。
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