阪神 終盤の集中打で連敗ストップ!優勝マジック「30」木浪が代打で決勝押し出し四球→近本がダメ押し三塁打 石井がセ・リーグタイの38戦連続無失点

 「阪神6-2ヤクルト」(9日、京セラドーム大阪)

 阪神が終盤の集中打でヤクルトを下し、連敗を2でストップ。優勝マジックは現時点で「30」となった。

 同点で迎えた八回だ。2死満塁の好機を作ると、代打・木浪が冷静にボールを見極めて押し出し四球を選んだ。勝ち越しの1点を奪うと、続く近本が右中間を真っ二つに破る走者一掃の3点三塁打。一気に試合を決めた。

 お立ち台では「ネクストで満塁でくるなと思ったので、打てると思って打席に入りました。冷静に、1点取ることだけを考えて」と語った木浪。今季最多の1試合4打点をマークした近本は「勝てばOKです」と力を込めた。

 1点を先制された初回には、先頭の近本が二塁打でチャンスメーク。2試合ぶりにスタメン復帰した森下の適時内野安打で追いついた。森下は初回、失点につながる失策を犯しており、ミスをバットで取り返した。

 二回は坂本、高寺の連打で好機を演出し、近本の遊ゴロの間に勝ち越しに成功した。

 中19日での先発となったデュプランティエは5回3安打2失点。六回はドリス、七回は湯浅が登板し、いずれもピンチを背負ったが無失点でつないだ。八回は及川が三者凡退に抑え、攻撃へリズムを生み出した。最終回は石井が締めて、藤川監督が持つセ・リーグ記録の38試合連続無失点に並んだ。

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