元阪神 呉昇桓が現役引退へ 阪神では2年連続セーブ王、日本でのコーチ業に興味も

 阪神やメジャーなどでプレーした韓国・サムスンの呉昇桓投手(43)が現役引退を決めたことが6日、分かった。

 阪神には14、15年に在籍。2年連続セーブ王に輝き、通算80セーブを記録した。「石仏」の異名を取り、マウンドでポーカーフェースを貫いた。「石直球」を武器に守護神として活躍した。

 メジャーを経て、20年からサムスンに復帰。23年には8年ぶりに宜野座を訪問。安藤投手コーチや、球場を訪れていたOBの能見篤史氏、鳥谷敬氏と再会を果たし、「会えて良かった」。将来的な日本でのコーチ業にも興味を持っており「自分も勉強できると思うし、成功の秘けつも教えることができる。ぜひやってみたい」と話していた。

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