阪神・平田2軍監督 DH制に「大賛成。選手たちも一芸に秀でてるやつとかいるじゃない」
「2軍練習試合、阪神1-3日本海L・石川」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は鈴木が復帰2度目の登板を果たした。八回に登板し、1回1安打無失点。7月8日のウエスタン・広島戦で2/3回を無失点に抑えた以来、1カ月ぶりの登板で状態を上げた姿を見せた。
27年からセ・リーグでもDH制が導入されることについて、平田2軍監督は「やはりファンが喜ぶ。やっぱり選手たちも一芸に秀でてるやつとかいるじゃない。うん、大賛成だな」と話した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-いろんなところに遠征に行っていたが、今回は石川との交流試合をSGLで開催できた。
「そう、この前富山でね、石川か小松か、雨で中止になったのをいい時に試合を入れてくれた。わざわざ石川から来てくれてね、こういう普段公式戦にも打席数が少ない選手たちをね、ゲームで、やっぱり1番のゲームがプラクティス、練習になるんでね。そういった意味では、こうやってわざわざ石川からきてくれてありがたいよね。普段出ていない選手が、ゲームでやっぱり実戦でやれるっていう、ピッチャーも含めて。今日は鈴木や川原やそういうところ森木にしても投げられたっていうのはやっぱいいよな」
-鈴木は2度目の登板で1回無失点。
「1イニングを投げ切れたっていうか、まあまあじゃない。投げっぷりもよくなってきてるし。(小川)一平にしても苦労した選手なんでね、体のコンディションっていうのか。そういった意味で、こうやって実戦で投げられるという喜びみたいのもあると思うよ。よう腕振って投げてたやん」
-若手を出すことによって課題も見えてくる。
「そう。もうこういうゲームは勝ち負け、もちろん勝つに越したことはないだろうけど、ゲーム前から、今取り組んでる課題。各選手たちのそういうところをゲームでね、公式戦ってちょっとやっぱり結果が欲しいとか、いろんなことが絡んでくるんでね、なかなかこう発揮できないとこもあるけど、こういうところでこういう育成試合っちゅうか、そういうところでね、試すというか、いろんなことをやれるチャンスなんでね。練習でやってても、ゲームでやっぱりやってみないと、こういう感じかっていうのがつかめない。そういう今取り組んでる課題に対して、ゲームでどういう発揮できるかなというとこだったけど、それはまだまだよ。すぐ簡単にできれば。君らもすぐいい記事を書ければ、もう何も苦労しないじゃない。こんな録音してピッと書いときゃ。それじゃダメなんや。若い選手たちはみんなそういう課題やあれ、自分の欠点や、そういうことに対して取り組んでるわけやん」
-再来年からセ・リーグもDH制になる。
「ファンはDH制を使ったり、1軍のピッチャーが来た時は出せたりっていうことはあったけど、もうこれからアマチュアもなっていくわけでしょ。そういった意味で、国際大会もみんなDH制になっていくっていうことも含めて、やはりファンが喜ぶ。やっぱり選手たちも一芸に秀でてるやつとかいるじゃない。そういう選手が4打席立てるとかさ。そういうところでは非常にファンの、やっぱファンの方たちがね、バッティングでも9番までみんな見たいとかいう、そういう声が出てるわけ。やっぱファンあってのプロ野球だから、ファンの声をしっかりと受け止めてね。僕はいいと思いますよ。うん、大賛成だな」
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