阪神・嶌村球団本部長 猛虎“DH仕様”とは「チーム編成にも1年半かけるべき、考える時間いる」

 阪神の嶌村聡球団本部長(57)が4日、都内で行われたセ・リーグ理事会に出席した。閉会後に取材に応じ、指名打者(DH)制について「プロ野球発展のために新たな形でセ・リーグの野球を、と心を決めきったということ」と報告。27年シーズンからの導入理由は、ファンへの配慮が第一とした上で、「チーム編成にも1年半かけるべき。現場が考える時間もいりますよ」と説明した。

 首位独走の今季は1番から5番をほぼ固定。一般的に外国人が守ることが多い一塁には、大山という絶対的な存在がいる。DH制になると“ポジションかぶり問題”が緩和され、助っ人補強の幅が広がり、ドラフト戦略にも影響必至。守備は不安でも卓越した打力があれば、新戦力候補に挙がる可能性もある。

 嶌村本部長は「DHになったからといって、打順の組み合わせ。外国人を入れて、というものでもない」と主張。「得点力を上げるには、どういう並びがいいか、どういう選手を置いた方がいいか。既存の選手との兼ね合いも含めて、取ってくる選手もいろんな想像はできる」。27年にお披露目される“DH仕様”の猛虎の輪郭を、思い浮かべた。

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