阪神・藤川監督 審判団からの謝罪に「お互いリスペクトを持ってやっている」メンバー交換で意見交換「ルールの曖昧さっていうところは話をした」

 「中日1-5阪神」(25日、バンテリンドーム)

 試合前のメンバー表交換で審判団から阪神・藤川監督と中日・井上監督に対して、前日の判定について説明が行われた。混乱を生んだとして審判団が謝罪し、両指揮官とも笑みを浮かべて握手をかわした。

 審判団からは前日の九回、渡辺が四球を選んだ一球で、球審が紛らわしいジェスチャーをしたことについての謝罪があった。井上監督がベンチを出て審判に詰め寄ったのも、禁じられているストライク・ボールの異議ではなく、ジェスチャーに関してだったことも藤川監督には説明された。

 これを受け、藤川監督は「そうですね、まずもって、自分自身は全く感情的にはなってないっていうのをまず1つお伝えしようと」と前置きした上で、「タイガースの自分としては、(井上監督と審判のやり取りは)こちらのベンチではそれが何が行われてるか分からないんです」と伝えたという。

 審判団からは藤川監督へ説明をしなかったことについても「すごく申し訳ない」と謝罪があったという。藤川監督は「もちろん、全然怒ってないんで」とした上で、「別にいろんなことが起こることは問題がないんだけれども、ルールのところの曖昧さっていうところは話をしたんですけど」と振り返った。

 井上監督、審判団とも笑顔で握手も交わし、普段通りに試合が行われた。改善点も確認され、「まあまあ、解決してやるしかないといいますか、別に普通のことを言ってるまでであって、楽しくメディアの皆さんにやってもらえるかもしれないですけれど、決して自分たちの現場ってのは、お互いリスペクトを持ってやっているという、ただそれだけなんですけどね」と語った。

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