阪神・藤川監督「(勝ち越しならず)この前から多い」「誰かが突き破らなければいけない」

 「阪神2-4広島」(16日、甲子園球場)

 追い付いても勝ち越せず、藤川阪神が首位の座を明け渡した。2点を追う七回に4安打を集めて追い付き、なお1死一、三塁と攻め込んだが、勝ち越し点が奪えない。好機であと一本が出ない打線に藤川球児監督(44)は「誰かが突き破らなければいけない」と奮起を促した。以下、主な一問一答。

 -村上はゲームをつくった。

 「そうですね、はい」

 -九回は先頭に四球。

 「同点でしたから、いろんなことケアしながらですから」

 -近本は相手の走塁で意表を突かれた。

 「相手の走塁ですか?そうは思わないですけどね」

 -七回は追い越したかった。

 「もちろんそうですね。ベース際の、この前から多いですけどね。誰かが突き破らなければいけないというところですね」

 -佐藤輝から3連打。

 「必ずどこかでそういう展開はありますからね。あそこで先ほど言った通りですね」

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