阪神・大山 今季初2戦連続マルチ OS神話止まらん!輝とのアベック打点27戦負けなし

 「阪神7-1ヤクルト」(3日、甲子園球場)

 痛烈な打球が三塁線を破ると、甲子園は大歓声に包まれた。阪神・大山は塁上で表情を変えることなく息を吐いた。

 「早めにデュプランティエを援護したいと思っていたので、得点につながってよかったです」

 相手の狙いを読み切った一打だった。1-0とリードして迎えた三回、1死一、三塁の好機で打席が回ってきた。追加点を与えたくないヤクルトバッテリーは、内野ゴロを打たせようと、初球から内角にツーシームを投じた。

 ただ「しっかり準備して入れました」と大山は読み通りに対応。振り抜いた打球は、三塁線を鋭く破る2点適時二塁打となった。「なんとか(塁に)出たい気持ちでした。1点より、次の1点、2点が大事なので、得点できてよかった」。貴重な追加点をたたき出し、チームに流れを持ってきた。

 この日は、初回の第1打席でも中前打を放ち、今季自身初となる2試合連続マルチ安打を記録。さらに2試合連続打点と、5番として打線をけん引している。

 不敗神話も継続だ。4番を打ち、この試合で2打点を挙げた佐藤輝と、そろって打点を挙げた試合は昨季から27試合連続で負けなし。絶好調の後輩に負けじと、背番号3もバットで貢献していく。

 ◆佐藤輝&大山でアベック打点なら27戦連続負けなし 佐藤輝、大山が2打点ずつを挙げて勝利に貢献。2人がそろって打点を挙げた試合では、2023年10月4日のヤクルト戦で敗れたのを最後に、24年4月3日のDeNA戦からこの日まで1分けを挟んで27戦連続で負けなしとなった。

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