阪神・平田2軍監督 今年初先発のベタンセスの起用意図を説明「先発もリリーフもできればチャンスが広がる」【一問一答】
「ウエスタン、広島9-5阪神」(3日、由宇球場)
阪神は広島に大敗した。先発のベタンセスは4回9安打7失点と精彩を欠いた。打線は戸井と藤田に3安打が出るなど14安打の猛攻を見せたが、あと一歩及ばなかった。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-ベタンセスが今年初先発した。
「やっぱり初先発というところで力みがあったり、今日はカットボールの精度が悪かった。彼はキャンプの宜野座でも、最初に(広島)カープにやられたけど、そういうところで、一本調子になったりというところがある。勉強よ。先発でもどういうピッチングしてくれるかなっていうところでの登板だったんで、この経験を次にやはり、生かさなあかんね」
-ベタンセスを先発起用した意図は。
「彼にとっては先発もリリーフもできれば、チャンスの幅が広がるやん。そういうところで、ベタはやっぱり今、リリーフでずっと良かっただけに先発というところでも良い結果残せれば、彼の選択肢というかチャンスが広がるというところで、トライさせた」
-今後もまた先発起用の可能性はあるか。
「もう1回チャンスあげたいよね。ずっと中継ぎでね、頑張ってただけにね、今日はちょっと彼の持ち味っちゅうところを出せなかったんで、また先発チャンスあげたいよな。ずっと良かったんだよなリリーフで」
-戸井は3安打。
「安芸から帰ってしっかり打ち込んできた成果だよ。こうやって遠征にも競争があって、遠征にしょっちゅう来れるという立場じゃなくなってきてんねん。ただやっぱりSGLでしっかりと練習してきた成果が、3本につながったというところ。戸井は右の方向にも打てるしね。安芸で(安打)が出なかったから1本目にヒット出たっていうのがすごく彼にとってはリラックスできたと思う。ほっとしたと思う。だから、2本目、3本目って出た。しっかり取り組んできたからね。そうやって頑張ってきたらやっぱりチャンスあげたくなるやん」
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