元阪神コーチ・福原忍氏の視点 投手目線での佐藤輝の好調の要因「一つ待って逆方向に打てる」

6回、先制の中前適時打を放つ佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 6回、先制の中前適時打を放つ佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 6回、先制適時打を放つ佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「阪神4-0ヤクルト」(2日、甲子園球場)

 阪神は投打がかみ合って連敗を「4」で止めた。投げては村上が完封勝利を挙げ、打線では佐藤輝が先制打を放って勝利に貢献。これで4試合連続打点となった4番の好調の要因について、昨年まで阪神でコーチを務めていた、デイリースポーツ評論家の福原忍氏は「反対方向に打てているということが一つあるでしょう」と語った。

 「自分が投手だったので投手の目線でということになりますが、佐藤輝選手は追い込まれてからのボールに対して、昨年までより少し長く見れているのかなと。タイミング的に、もう一つ待てているというのがあるのかなと思いますね。だからこそセンターからレフトの方向に打てて、それが長打にもなる」

 この日の先制打はカウント1-1からフォークを中前に運んだものだったが、1日に記録した左越えの10号弾を含め、今季は10本塁打中、7本がセンターから左方向への当たりとなっている。「もちろん空振りすることもありますが、昨年までであればバーンと振っていたところでも、一つ待って逆方向に打てる。そこでしょうね」と分析する。

 また、好調の佐藤輝が4番に座る打線全体についても言及。「非常に厚みがありますよね。1、2番が足を使えて、クリーンアップもしっかりしている。投手からするとしんどい打線だと思います」と評していた。

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