阪神 甲子園球場 新たな歴史刻むフォントお披露目 100周年を記念してモリサワとコラボ

 阪神甲子園球場の100周年を記念して、株式会社モリサワとの共同プロジェクト「甲子園フォントお披露目式」が27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。

 甲子園の歴史がまた一つ継承された。株式会社モリサワの森澤彰彦社長のかけ声とともに、スクリーンには同フォントで作られた「甲子園」の3文字が映し出された。阪神電気鉄道株式会社の谷本修取締役も登壇。「このフォントがこれから生まれる名勝負、名選手たちとともに新たな歴史を刻んでくれる事を願っています」と語った。

 お披露目された「甲子園フォント」は日本を代表するフォントメーカーであるモリサワが作成を手がけた。視認性に優れたUD(ユニバーサルデザイン)フォントをベースに、甲子園のスコアボードが電光掲示板に変わる84年まで文字職人が毛筆の手書きで作っていたという「甲子園文字」の筆の勢いなどの要素を加えた力作。同フォントは3月4日に行われる中日とのオープン戦から使用を開始し、高校野球を含めた甲子園でのすべての試合で使用される予定だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス