阪神・藤川監督 初勝利のOP戦で多くの収穫「アグレッシブにやってくれている」「若い選手達を見てもらえた」

 「オープン戦、中日6-9阪神」(23日、Agreスタジアム北谷)

 阪神は18安打9得点の猛攻。藤川監督体制でオープン戦初勝利を挙げた。

 初回に腰の張りからの復帰戦となった森下が先制の3ラン。豊田も犠飛を放ち、いきなり4点を奪った。1番起用の高寺、佐藤輝、豊田、小幡が2安打。原口は3安打をマークした。

 走塁面でも積極的な姿勢が見えたことに藤川監督は「グラウンド状況もありますが、アグレッシブにやってくれていることと、それを継続していくこと、当たり前としてやっていければなと思います」とうなずいた。

 山田、百崎、井坪ら若手も途中出場で打席に立った。指揮官は「何よりファームで何十試合、100試合以上出ることよりオープン戦ですけど1軍の舞台でグラウンドに出るのがどれだけ彼らにとって必要な、しかも限られたメンバーしか出られないんでね。そこは何か糧に変えてくれるだろうし、自信のひとつにもなるだろうし、課題も出ただろうし。自分も同じ高卒できた。最初は誰しも通るんだけど、そこを通してあげることができたのは良かった」と、収穫を口にした。

 雨も降る中での一戦で4812人が来場。「最後までスタンドに応援してくださって、しかも若い選手達を見てもらえた。彼らの励みになる。変わらず応援してもらいたいし、感謝しています」とファンにメッセージを送った。

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