日本ハム・新庄監督「岡田さんがはっきりと言って、炎上に近いところにいくのが好き」 岡田氏とぶっちゃけ野球対談
阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)と、日本ハム・新庄剛志監督(53)のぶっちゃけ対談の最終回は「阪神と球界」について。新庄監督は古巣・阪神への思いや、炎上スレスレで情報を発信する狙いを明かした。
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日本ハム・新庄監督(以下、新庄)「岡田さんは選手を固定して使っていましたけど、例えば近本くんが『ちょっと腰が痛いと。張ってます』と言ってきたら(先発から)外すんですか?」
阪神・岡田オーナー付顧問(以下、岡田)「外す、外す」
新庄「あー、そうなんだ。無理させないで?」
岡田「自分から言うてきたら絶対、外す」
新庄「近本くんは肩が強い方ではないじゃないですか?ランナーセカンドの時、(安打で二塁からの走者を)ホームで刺せないっていうか。守備範囲が広いから捕ってくれたらいいっていう感じだったんですかね?」
岡田「だから、余計に『カットに投げえ』って言うんだよね、後ろのランナーがおるから」
新庄「レフトは考えなかったんですか?」
岡田「なかったな、前川も左投げやからな」
新庄「前川くんはレギュラー取ってもらいたいですね。いいバッターですね、彼も。あと中野くんの器用さ。近本くんが出て、走るまで待つじゃないですか。で、そこで粘って粘ってフォアボールを選んだりとか。ライト前に打って一、三塁をつくるとか。中野くんの活躍は凄かった」
-新庄監督は今も古巣は気になるのか。
新庄「タイガース自体は気にしてないですよ(笑)。岡田さんを気にしています!僕がいた時のタイガースは怖かったですし。ハッハッハ。だから、(チームを)出たんじゃないですか?(笑)」
(続けて)
「何をやっても新庄、新庄だったんですよ。ほとんど(スポーツ)新聞の1面で。それが嫌で。『新庄、歯直した!』、『新庄、髪切った!』とか野球に関係ないじゃないですか(笑)」
岡田「ハハハ」
新庄「注目はされたいんですよ。けど、結果を出していないのにそこまでされるのは、僕は嫌だったんですよね」
岡田「あの時は話題もないし、弱いしな」
新庄「弱かったですもんね。岡田さんはこれからどうしていくんすか?チームについて行くんですか?」
岡田「一応、3年は契約してるから」
新庄「言いたいこと言って(笑)」
岡田「うん。たまに試合行ったりな」
新庄「岡田さんがはっきりと言って、(インターネット上で)炎上に近いところにいくのが好きなんですよ。それだけでもタイガースっていう名前が出るから。それもいい方法なんですよ、本当に」
-新庄監督が就任して日本ハムの注目度も上がった。
新庄「僕はもう炎上ギリギリのところで、ファイターズの名前を出したいっていうのはあります。それも盛り上げる1つの方法なんです。そういえば藤川監督が、(監督会議で)日本のプロ野球選手がメジャーの帽子を被ってるって発言しましたよね。あれってどう思います?メジャーでは(チームの)マークを隠したらダメなんですよ。こうやって(帽子のつばにサングラスを掛けて)もダメなんですよ」
岡田「そうなんか」
新庄「そういうルールがあって、これ(サングラス)を取らないといけない。チームのマークを隠すなって。見せないといけない。だから、ヤンキースの選手がファイターズの帽子とかあり得ないですね」
岡田「あれは自主トレ期間(に被っている)ってことやろ?」
新庄「ですけど、やっぱ今の選手はメジャーへの憧れが強いじゃないですか。あれはやめてほしいなと思っていますね」
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