日本ハム 清宮幸2番の重量打線プラン 1番・五十幡二盗から四球で好機拡大 新庄監督「いろんなパターン試す」

 「オープン戦、ヤクルト2-1日本ハム」(22日、ANA BALL PARK浦添)

 迫力満点のオーダーが見られるかもしれない。オープン戦初戦で2番に座ったのは日本ハム・清宮幸。今キャンプ中の実戦では五十幡・矢沢か、水谷・松本剛のいずれかを1、2番コンビで起用していたが、その並びを崩した。さらに3番以降はレイエス、野村、水谷と来て6番に万波。長打力のある重量打線を組んだ。

 「いろんな打順を考えています。何十通りも」と新庄監督。この日の中軸の並びには「やっとここまで、3年間で迫力のある打線ができたかな」と、厚くなった選手層への手応えを口にした。

 初回は内野安打で出塁した1番・五十幡が二盗に成功し、清宮幸は四球で好機を拡大。清宮幸は五十幡の出塁による配球の変化に触れ「そういう意味では打ちやすい」と歓迎した。3番が主だった昨季もCSを含めて2番で16試合出場。「全然どこでも打ちますって感じですね」と不安はない。

 俊足型、攻撃型に加え、重量型につなげる2番のオプション。新庄監督は「いろんなパターンを試してみて、それを合体させたものが開幕のスタメン。それを見つけていくのが僕の仕事」。答えが出た時、敵を悩ませる強力打線が完成する。

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