阪神・中野 火の玉メッセージに燃えた!球児流実現へオンオフ切り替え自ら率先「みんながついてくると思う」

 全体ミーティングを終え、取材に応じる中野(撮影・北村雅宏)
 宜野座、具志川組合同のミーティングが行われた
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 阪神の中野拓夢内野手(28)が31日、藤川球児監督(44)からの訓示を受けて、チーム一丸で充実のキャンプを送ると誓った。選手会長としては2年目のキャンプイン前日。「選手をリスペクトしている」という指揮官の言葉に熱くなった。

 「裏方さんも含めて、全員で優勝を目指してやっていきたいという気持ちは、より強まったと思う。その目標に向かって全員が同じ方向を向いて頑張っていきたい」

 求められたのはオンとオフの切り替え。グラウンド内では移動でもキビキビと動くこと。逆に宿舎の食事会場では、選手間のコミュニケーションを多く取ってほしいとも伝えられた。「自分が動けばみんながついてくると思う」と先頭に立ち、藤川監督の思いを実現させたい。

 個人としては再起をかける一年。オフには下半身の強化に重きを置くなど、例年とは違った取り組みも行ってきた。「打撃と盗塁を強化したい」とテーマは明確。「いろんなことにチャレンジしながら」と挑戦してきたことを継続する考えだ。

 再び頂点に立つためにも大事な1カ月。「90周年という記念すべき年に優勝旗を奪還できるように。チーム一丸となって、まずは全員ケガなくキャンプが終われるようにやっていきたい」。監督の言葉でチームは一つになった。あとは、選手が期待に応えるだけだ。

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