阪神・石井 劇勝呼ぶ３人斬り「テンポ良く抑えられた」 守護神・岩崎の助言で復活
「阪神２－１ヤクルト」（９日、甲子園球場）
パーフェクトリリーフで劇的勝利へつなげた。阪神・石井が九回を１回無安打無失点。直後のサヨナラで２勝目が転がり込み、「テンポ良く、３人で抑えられたのはすごく良かった」と汗を拭うことなく声をはずませた。
２死を奪った後、山田にはこの日最速１５３キロの直球を見せた後、真ん中低めへのフォークで空振り三振。登板した５試合連続で安打を浴びていただけに、会心の投球に見えたが個人的な内容には興味を示さなかった。
「満塁にしてもゼロで帰ってこようという気持ちだった」。背景には守護神の助言があった。５日・ＤｅＮＡ戦。同点の延長十回に勝ち越しを許して今季初黒星を喫した。その後、岩崎から内容より０点で抑える重要性を説かれたという。「（マウンドに）行く直前に『粘れよ』って毎回一言、言ってくれるんで」。迷いなくマウンドに立ち、最高の結果で応えた。
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