阪神・和田2軍監督が高橋を高評価「故障前の遥人の球を見ている。そこに近づきつつある」

 先発し、力投する高橋(撮影・北村雅宏)
 2回、先制となる適時二塁打を放った戸井は両手を挙げる(撮影・北村雅宏)
 5回、くふうハヤテ打線を三者凡退に抑え、天を見上げながらベンチに戻るマルティネス(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神8-0くふうハヤテ」(4日、甲子園球場)

 8773人のファンが集まった甲子園で阪神が快勝した。先発は復帰後3試合目の高橋で、1回1安打無失点。2番手で二回から調整登板となった青柳も、3回無安打無失点ときっちり抑えた。

 打線は二回1死一、二塁から、戸井の適時二塁打で先制。ミエセスは三回2死三塁で適時二塁打、六回1死二、三塁でも2点適時打を放って2安打3打点の活躍を見せた。「4番・一塁」でスタメンの井上も3安打2打点で勝利に貢献した。

 以下、和田2軍監督の一問一答。

 -高橋が甲子園で。

 「しっかりと投げ込めている。2アウト取ってから四球があったけど。ああいうところから1軍の試合になるとピンチを招くことがあるので、そこは反省点。故障前の遥人の球を見ているからね。そこに近づきつつあるけど、イニング数、球数を増やしたときにスタミナとかね。まだまだ課題はあるので。着実に一歩一歩進んで生かせようと思ってます」

 -青柳はさすがの投球。

 「球数も少なかったし、本人も、もう1イニングということで。やっぱりさすがだなと見せてくれた」

 -テーマを掲げていたが、話す機会は。

 「鳴尾浜のブルペンでは話をしたけどね。球自体は、去年の今頃も見たんだけど、その時と比べたら数段違う。直球なんか本当に走っているんでね。本人はスライダーの曲がりが気になるということで、そこは課題を持ってやっていたので。今日は良かったよね」

 -九回の森木も無失点で良かった。

 「良かったねえ、久しぶりに。これをどんな点差でもやってくれたら言うことない。しっかり腕を振れたし、ストライクを取れたし、今日くらいの真っすぐを投げてくれたら」

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