阪神・高橋遥人 2度目の実戦登板 1回1失点も「前回よりいい」「腕が動くように」

 「ウエスタン、阪神6-1中日」(25日、鳴尾浜球場)

 893日ぶりの復帰登板から1週間。阪神・高橋遥人投手が2度目の登板で、先発して1回3安打1失点2奪三振1四死球。「腕が動くようになっていた。前回よりいいかな」と収穫を得た。

 落ち着いた表情でマウンドに上がると先頭・ブライトを変化球で遊ゴロに。その後、直球で攻めるも3連打で1点を献上し「走者を背負って真っすぐで勝負できない感じだった。捕手の栄枝もそう思って(変化球が)多めになったんじゃないですかね。試合を壊しそうだったので栄枝に感謝したい」と振り返った。

 続く板山には死球で1死満塁のピンチを招いたが、後続を空振り三振、見逃し三振とピシャリ。「しっかり0点で帰ってくるのが大事なので、そういう意味では申し訳ない。直球が軸にならないと生きてこない」と反省も、和田2軍監督は「いや、良かったよ。念には念を入れながら前に進んでいこうと思ってます」と次回登板も1イニングと慎重に進める方針だ。

 「投げていない時ももどかしいし、投げている時もうまくいかないというか(本来の投球が)戻ってこないのはもどかしいですけど、いろいろ助けてもらっているので、しっかり上がっていけるように。良くなってきたら充実感は出てくる」。左肘、肩の手術からの完全復活へ、入念に状態を整えていく。

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