阪神ドラ3山田 攻守に躍動!フェン直の適時二塁打&ビシエドの打球をダイビングキャッチ

 5回、適時二塁打を放った山田はベンチに向かって右手を上げる(撮影・北村雅宏)
 5回、ビシエドの打球を好捕する山田
 5回、適時二塁打を放つ山田
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 「ウエスタン、阪神2-9中日」(24日、鳴尾浜球場)

 攻守で魅せた。阪神のドラフト3位・山田(仙台育英)が持ち味の守備と4月4日以来となる適時打を放ち躍動した。

 五回1死一、二塁。「走者がいたらかえしたいって気持ちはありますけど、思いっきり振りがちなんで、気持ちを落ち着かせて楽に、いつもよりもちょっと軽く振る感覚で」と打席に入り、「しっかり自分のスイングをしていこう」と148キロ直球を振り抜いた。打球は大きく伸びて中堅フェンス直撃となる貴重な適時二塁打に。「いい結果が付いた」と11試合ぶりとなる打点に喜んだ。

 さらにこの回の遊撃の守備でも存在感をアピールした。ビシエドの三遊間を抜けるかと思われた打球をダイビングキャッチし、素早く立ち上がって送球、アウトとした。「引っ張りが多かったので」と三塁側に寄って“ビシエドシフト”を敷いていたことが功を奏した。「イチかバチかの勝負だったんで。投げて正解だった」。好捕に納得の表情を見せるも「難しい打球をどう粘れるかと球際への強さっていうのを課題としてやってます」ともう一段階上を目指す。

 ここまでウエスタンで23試合に出場して68打数17安打で打率・250。「初球から振る」打席の中での意識と、守備により一層磨きをかける。

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