阪神・門別 初1軍Cスタート 2・11、12紅白戦より「真っすぐの質求めたい」
阪神は19日、兵庫県西宮市内で合同スタッフ会議を開催し、門別啓人投手(19)は初の1軍キャンプスタートが決まった。岡田監督から期待される開幕ローテ入りに向けて、まずはケガなく完走することを誓った。
高卒2年目左腕は浮かれた様子も見せず、落ち着いていた。2月11、12日に予定されている紅白戦での登板意欲を問われると、「そこに100%合わせるとかは考えていなくて。それよりもっと真っすぐの質だったりを求めていきたい」。19歳らしからぬ冷静な対応で、マイペースで調整する考えを明かした。
岡田監督は以前から「隠しときたい」と話していたが、宜野座でチェックすることを決めた。「今は隠されへんて。だったら、新聞書くなよ。名前出すなよ。隠されへんやん。そんなもん、無理やん」と笑いつつ、野球に集中させる配慮も欠かさなかった。1軍メンバー最年少になるため、「一人だけぽつんと(いるのも)な」と同い年で同期の茨木も1軍に参加させる。
鳴尾浜で自主トレを終えた門別は、ここまで順調に調整が進んでいることを明かした。「今も結構、ちゃんと投げられているので。そんな焦らずに」。アピールするためにペースアップするよりも、まずは土台作りから。飛躍へ向けて、じっくりと力を蓄える。
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